
ビジネスをとりまく人権リスクを適切にマネジメントすることによって、ネガティブインパクトを未然に防ぐとともに、外部からの評価が高まり企業価値向上につなげるチャンスがあります。
リスク管理のための取り組みは業種・業態や国・地域、また事業規模により、その内容と方法には様々なかたちがあり得ますが、ここでは一般的なプロセスを実施項目としてご紹介します。
人権リスク管理の実施項目
□現状認識と課題の洗い出し
□人権方針・戦略の立案(CSR方針・戦略の一環として)
□人権マネジメント推進体制の整備
□サプライチェーン管理の実施
・取引先との対話/調達方針の説明
・SAQ/ヒアリング
・DD/監査
□ 従業員等への教育・訓練
□ 情報開示(人権報告書、統合報告書等)
□その他のステークホルダーとの対話・協働
□マーケティングとの連動(商品・サービスの開発を含む)
*「サプライチェーンにおける望ましいCSR活動のあり方」(GCNJ SC分科会 2013年8月30日)を参考にACEにて編集)


