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「児童労働」分科会、第1回会合を開催しました!

ACEが加盟する「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」(事務局JICA。以下、プラットフォーム)にて、2021年12月末に児童労働分科会(以下、分科会)が発足しました 。企業や認証機関、NGO、弁護士、JICAなどが組織の枠を超えた連携を通じて、カカオ産業における児童労働問題の実質的な改善を目指し、サプライチェーンや生産国での具体的な仕組み構築などに取り組む場としています。


2022年2月4日(金)、分科会の共同事務局を務めるACEは、JICA、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社と共に、第1回児童労働分科会を開催しました。


第一部は、カカオ産業の児童労働に係るJICAの調査事業についての発表を行いました。はじめに、デロイト トーマツ コンサルティング合同会社の小野美和様から、「コートジボワールにおけるブロックチェーンを活用した児童労働の防止に係る調査」について発表いただきました。カカオ農家の労働状況と子どもの学校出席状況を突き合わせて、カカオのサプライチェーンにおける児童労働の有無を確認する実証実験を行っています。この取り組みは、カカオ農場で児童労働の防止、あるいは児童労働が発生した場合の是正措置促進を目指しています。発表後半では、日本におけるサステナブルチョコレートに関する消費者調査の結果の共有もありました。コートジボワールでの実証実験と消費者調査の結果を踏まえ、農家、生産国政府、メーカー、消費者など、各ステークホルダー別の今後の活動への示唆についての説明がありました。

続いてACEの白木朋子より、「ガーナ共和国 カカオ・セクターを中心とした児童労働に係る情報収集・確認調査」について発表いたしました。この事業は、ガーナで現地政府と共に進めている児童労働フリーゾーン(CLFZ)構築のためのガイドラインの試験運用と、カカオ産業に限らない、ガーナ全土における児童労働撤廃に向けた将来的な連携可能性の特定を目指しています。調査による示唆の共有では、今までの個社の取り組みでは乗り越えることが難しい児童労働問題の解決に向けたさらなる道筋として、現地の行政機関、NGO、企業などの介入機関間の調節を可能にするツールや場を設けることの必要性を提案しました。


第一部最後には、JICAの山下契様より、コートジボワールとガーナおよびそれ以外の国における児童労働撤廃に向けたJICAの取り組みや、今後のプラットフォーム会員との協働の可能性や期待について発表がありました。


(分科会参加者一部)

第二部では、分科会の今後の進め方や活動内容について、分科会会員団体の方々と共に議論をしました。先に取り組みが進んでいる欧州のサステナブル・カカオ・プラットフォームの運営体制なども参考にし、分科会事務局から今後の進め方や活動案を提案しました。それをもとに、新たな提案や、児童労働問題の解決に向けた課題などをグループに分かれて話し合いました 。最後に、各グループでの案や議論点を全体に共有しあいました。



ACEは、分科会事務局及びタスクフォースのメンバーとして、セクターを超えたダイアログを促進し、CLFZの普及を含めた児童労働問題の解決に向けて努めてまいります。


プラットフォーム及び児童労働分科会にて、カカオ産業の課題解決に向けてより大きなインパクトを生み出すために活動を共にしてくださる組織・団体の加盟をお待ちしております。(申し込み方法は下記リンクよりご確認ください。)


ご参考:

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