ACEでは2009年よりチョコレートを食べる人と作る人、みんなが一緒にしあわせになれるように、カカオ生産地の子どもたちを児童労働から守り、日本の企業や消費者と協力して、児童労働のないチョコレートがあたりまえに手に入る社会の実現を目指し「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを続けてきました。
2023年度は、従来の活動に加え、ACEも参加するJICAの「サステイナブル・カカオ・プラットフォーム」を通じたステークホルダーのみなさまとの連携、ガーナにおける児童労働フリーゾーン(CLFZ)の制度構築を目指す政府事業の受託など、取り組みの広がりと深みがぐっと増した一年でした。サロンの前半では、1年間の取り組み全体について、ご報告いたします。
こうした様々な取り組みの一方で、今、西アフリカを中心としたカカオ生産地は、カカオの生産量の減少や価格高騰といった危機的状況に直面しています。みなさまの中にも、この報道に触れ、現地の農家や子どもたちにどのような影響が及んでいるのか心配されている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
サロンの後半では、現地で活動するACEの視点から、今、カカオ生産地で起きていることについて、その実態や問題の要因をお伝えするとともに、このような課題に対してACEがスマイル・ガーナ プロジェクトを通じてどのようにアプローチしているか、現地パートナーNGO、CRADAスタッフの声も交えてご報告いたします。
日々、私たちにチョコレートの原料であるカカオを届けてくれる生産国の人々に思いを馳せ、一人ひとりに何ができるのかを考えるきっかけになれば幸いです。
報告会後の交流タイムでは、報告会を聞いての感想や日ごろの疑問や質問などを話していただく場も自由参加で設けております。
みなさまのご参加をお待ちしております。
プログラム(予定)
1.ACE「しあわせへのチョコレート」プロジェクトの全体像と進捗報告
ガーナでの活動(児童労働フリーゾーン支援を含む)、企業・業界との連携、啓発活動など
【登壇者】
白木 朋子:ACE 副代表、共同創設者
佐藤 有希子:ACE ソーシャルビジネス推進事業 チーフ
2.質疑応答
3.ガーナのカカオとスマイル・ガーナ プロジェクトの最新情報
カカオ生産量減少と価格高騰の実態とその背景、スマイル・ガーナプロジェクトによる農家の収入向上への取組、ガーナのスタッフからの声
【登壇者】
白木 朋子:ACE副代表、共同創設者
赤堀 友希:ACEガーナプロジェクト マネージャー
クワメ・アクルグ:CRADA(ACEのパートナーNGO)フィールドオフィサー
3.交流タイム(参加自由)
もっと話したい、聞きたいことがあるという方はぜひご参加ください!
開催概要
■日時:2024年5月30日(木)
・報告会16:00-17:45
・交流タイム17:50‐18:30
■参加費:無料
■開催形式:オンライン(Zoom)
■主催:認定NPO法人ACE
■申込方法:以下お申込みフォームよりご登録ください。(申込期限:2024年5月29日(水))
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