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【イベント】12月5日 第15回ACE交流サロン「ビジネスと人権が持続可能であるために~卵が先か、鶏が先か?~」
更新日:2022年11月21日

12月10日の世界人権デーを控え、第15回ACE交流サロンを開催いたします。
2022年9月に、企業によるビジネスと人権への取り組みを後押しするため、経済産業省が「責任あるサプライチェーン等における人権尊重のためのガイドライン」を発行しました。ガイドラインはできたものの、法的拘束力がない中で、実際何をどのように進めていったらよいのかという声や、消費者の意識が追い付いていないというような声も聞かれる中、私たちはどのようにトランジションしていけるのでしょうか?
ACEでは、顕著な人権課題のひとつである児童労働の問題に1997年の創立以来取り組んでおります。ガーナでカカオを作る生産者や、日本でチョコレートを食べる消費者、チョコレートでビジネスを行う企業をつなぐことで、カカオ生産地での児童労働をなくし、すべての子どもが質のよい教育を受けること、おとなも安全な環境で働き生活を向上し自立していけること、そのような生産と消費の循環の実現を目指し、2009年から「しあわせへのチョコレート」プロジェクトを実施しております。プロジェクトを通して出会ったステークホルダーの方々が実際にどのような取り組みをしているのか、その事例を通して一緒に学び、企業のみなさまが取り組みを進める上でのヒントを得る機会にできればと考えております。
今回は、9月に主力製品であるブラックサンダーの原料をサステナブル原料に切り替えた有楽製菓株式会社の代表取締役社長 河合辰信氏と、ビジネスと人権に関する企業への支援を多数手がけ、「ビジネスと人権入門」を上梓された株式会社オウルズコンサルティングの代表取締役CEO 羽生田慶介氏をお迎えし、ACE副代表の白木朋子を交え、現状の取り組み、そして課題や今後の展望も含めたお話をお届けしつつ、参加者の皆様の意見交換や交流を図る場としたいと思います。
【開催概要 】
日時:2022年12月5日(月)15:00〜17:00
開催形式:対面のみ
〒103-0028 東京都中央区八重洲1-7-17 八重洲ロータリービル3階
JR東京駅 「八重洲北口」より徒歩1分
定員:39名。
参加費:
法人会員 無料(各社2名まで)。
サステイナブル・カカオ・プラットフォーム会員 2,000円。
非会員 5,000円
主催:認定NPO法人ACE
後援:開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム
【プログラム(予定)】
1. パネルディスカッション 「ビジネスと人権が持続可能であるために」(50分)
パネリスト
有楽製菓(株)代表取締役社長 河合辰信氏 (株)オウルズコンサルティング 代表取締役CEO羽生田慶介氏 ACE 副代表 白木朋子
2. 情報交換・交流タイム(ワールド・カフェ方式)(45分)